こんな所もあります。

お菊井戸
城主、小寺の執権青山鉄山が、主家のっとりを
企てているのを、忠臣衣笠元信のいいなづけで
青山家に住み込んでいた、お菊が探知し、
元信に知らせ、城主の難を救いました。
しかし、鉄山は、浦上村宗等の加勢により、
一時、主家をのっとりました。
お菊に横恋慕していた町坪弾四郎は、言うことを
聞かないお菊に腹を立て、家宝の10枚揃いの
皿の1枚を隠し、お菊の性にして、お菊を
攻め殺し井戸に投げ込みました。
その後、毎夜、この井戸から
皿を数えるお菊の声が聞こえたということです。
1ま〜い 2ま〜い 3ま〜い・・・・9ま〜い
姥が石
石垣を作るには、たくさんの石が必要でした。
瀬戸内海を渡ってきた石もあるようです。
石が不足しているのを聞いた一人の老婆が自宅の石臼
「これも、使ってくだされい」と、持ち込みました。
老婆に感謝した城作りの人が、よく見える所に
その石臼を石垣として積みました。
網がかけられている白い石です。
切腹の場、腹切丸へと続く道。
なーんか、恐〜いでしょう。
腹切丸
左の階段を下りていくと、この場所にきます。
切腹の場と言われています。前の建物の中で切腹し、
柵の中に草が生えている所が首を洗う井戸です。
実際には、誰も切腹はしていません。
これが井戸と建物です。
建物の柵の中は土間高い板の間になっています。
土間で切腹し、高い所で、検視官が見ています。
番所
天守に登るには、この番所を通らねばなりません。