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オホーツクの流氷

向こうの船は
オーロラ2号です。

温根湯温泉をあとにして、一路網走へ向かいます。
行けども行けども、真っ白い大地。

向こうの塀は、網走刑務所

こんな厳しい寒さの中を昔、
網走刑務所に服役中の人達は、
作業をしなければならなかったのです。
途中で死んでいく囚人もいたということです。
そう言う人達を供養した塚が途中にありました。
名前は忘れましたが、ある一人の囚人は、
貧乏な家に生まれ、両親も亡くなり、
親戚をたらいまわしにされたそうです。
その親戚でも冷たくあしらわれ、
一個のパンだったか、ちょっと忘れましたが、
小さな物を盗んで、刑務所に入れられました。
意地の悪い看守がいて、いじめられたそうです。
意地悪な看守の時、何度も脱走しては、
つかまり・・・だったとか・・
優しい看守に諭され、心を入れ替えたとか・・・
私は、ぼーっと、ガイドさんのお話を聞きながら、
ジャンバルジャンを思いだしていました。



何線だったっけ・・・・
駅と駅の間は、きっと長いのだろうなあ。

おーい、電車

流  氷
これは、蓮の葉流氷かな・・・・・ かもめがたくさん戯れていました。
接岸しています。 なんか、美味しそう
どこまでも流氷
かもめのジョナさんも、楽しそうにオーロラ号に付いてくるよ。


へっへっへっ ヘリに乗ってぱちり。 絶景かな・絶景かな。


ちょっとお勉強
  何故、オホーツク海にだけ、流氷が出来るの?
シベリア大陸のアムール川は、大量の雪解け水をオホーツクに運びます。
この真水が海の表面に広がり、塩分の薄い層を作ります。
そのため、オホーツク海は、水面から50mを境に下図のように二重構造の海になります。
冷たいシベリアおろしの風によって上層部だけが凍ります。
塩分の境目で対流が止まってしまい、上層部だけが、急激に冷えるせいで、
凍ることができるのです。
海の天使、クリオネは、
動物性プランクトンです。

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