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9月1日 
オーロラの町 イエローナイフ
  
イエローナイフは、北緯 62度 標高 206メートル 
カナダで最北の都市です。
この付近に住んでいたインディアンが常に銅製のナイフを
使用していたので、最初にこの土地に来たヨーロッパ人ハーンが
イエローナイフ族」と、名付けました。
そこから、町の名前がつきました。
金鉱があり、金の上にある町と言われていましたが、
今は、ダイヤモンド鉱山が活発になっています。

今日は、イエローナイフの町を観光します。
観光都市としては、まだ始まって日が浅いと見え、
この町には観光バスがありません。
ですから、この「スクールバス」が空いてる時間に活躍します。
ボンネットのかわいらしい形のバスです。
このバス、町のあちこちでよく見かけました。
登校・下校時には、子供達を学校〜家へと送り迎えするので、
3時頃までに観光を終えなければなりません。
3時を過ぎる時は、スクールバスは帰り、
他の小さなホテルのバスが2台で迎えにきたりします。
イエローナイフの町の車のナンバープレートは、
みんなこの「
しろくま」の形をしています。

シロクマ・ビーバー・トナカイ 
これらの動物がカナダの代表でしょうか・・・
犬ゾリレース犬を育てている所です。 この犬ちゃんが一番偉い犬です。 みんなスマートなのに、力持ちです。
犬ぞり体験ツアーというのもあります。
グレートスレイブ レイク 世界で10番目に大きい湖です。 フロート(浮船)付き小型飛行機も、いくつか待機していました。
洪水で家が浸かっている訳ではありません。
夏は船でこれらの家に行かなければなりませんが、
冬になると、歩いて行けます。湖が氷になるからです。
勿論、スノーモービルがバイク代わりです。
若者達は、バイクより、スノーモービルを欲しがります。
丘の上に建てられた歴史的な記念碑 
  パイロットモニュメント
古い質素に見える建物ですが、中はきれいな喫茶店だそうです。
この町には、すごーく古い家がいくつかありました。
イエローナイフの町です。
世界で最も古い岩の層が有り、地質学上、興味深い所です。
   
夕食は、極北イワナの極北郷土料理です。
石を積み上げた変な形のこれ、イヌクシュクと言います。
石は、人間の形に組み立てられています。
「イヌクシュク」という、本来の意味は、模造人物です。
狩人や、旅人の道標として、使われてきました。
イヌクシュクの中には、真ん中に穴が開いてる物もあり、
その穴を地平線に向かって覗くとはるか彼方に次の
イヌクシュクが小さな点になって見えます。
これを繰り返して目的地に着くことができました。
また、イヌクシュクは、広大な極北の大地を誰にも会うことなく
旅する人々が寂しさを紛らわす為に建てたとも
言われています。
ホテルの前に咲いていた花
午後9時、イエローナイフの空は未だ夕焼けが美しい状態です。
先ほどまで、見えていた太陽がやっと沈みました。
湖の向こうの町に灯りがつき始めました。
ホテルの窓からは、湖が見えます。
ロビーに掛かっていた額は、きれいなオーロラが
描かれていました。


オーロラ鑑賞 2晩目 ここでは、5月〜7月は、白夜にほぼ近い
状態になります。
だから、オーロラ鑑賞は
8月からになります。
今晩は、オーロラが見えるでしょうか・・・
このツアー、2晩、オーロラ鑑賞が付いています。
3晩目は、オプションで別料金です。

午後10時から次の日の午前2時までが
鑑賞時間です。

昨日は全く見えなかったので、見えるのかどうか
半信半疑で、出かけました。

行って30分ほど、空を見上げていたら
なにやら、雲の周りが怪しげな雰囲気
見ているみんな、ざわめきました。

あーー、現れたのです。

10分間か、15分間くらいだけだったのですが、
さあーっと、白っぽい光がゆらゆらと・・
横は少しピンクがかって、カーテンのように
揺れています。
でも、私の小さなデジカメで撮れるか・・・・

夜景モードにして、ずーと、シャッターを押し、
じーっとしてました。

撮れたのがやっとこの3枚です。

良いカメラを3脚の上に構えている人もいます。
彼らはきっと、きれいな写真が撮れた事でしょう。
それでも、見えたので、嬉しくて、嬉しくて・・
みんな、興奮しておりました。

次を待ったのですが、
出そうでなかなか、現れないのです。

あれがそうかな・・・
という、程度しか、後は分かりませんでした。
  
ハハハハ・・・  こんな写真が撮れたら、最高なのに・・・
午前2時から、後2時間、延長して見るには、また別料金が要ります。
一人、30ドル(3000円位) 二人で6000円位です。見えるかどうか分からないものにちょっと痛いです。
若い人たち、何人かは残っていましたが、私達は、引き上げました。
ホテルに帰ったのが午前3時前でした。